ささえあい医療人権センターCOML理事長の山口育子氏は、都内で開催された日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)政策セミナーで講演し、生活者の立場からドラッグストアに最も力を入れてほしいことについて、「OTCの第2類医薬品で起きているオーバードーズ、濫用の防止」であることを強調。ドラッグストアに力を入れてもらわなければ、若い人たちの薬物中毒を防げないとかなり危機意識を持っている」と訴えた。
山口氏は、生活者がドラッグストアに期待していることは、「色々な人に聞いてみたが、最大公約数は便利、豊富な品揃え、安いという三つ」と指摘。「ドラッグストアの薬剤師や登録販売者への期待というものは、残念ながらほとんどの人が持っていないという現状がある」とした。
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