TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

国産コロナワクチン承認‐第一三共製は今月供給へ

2023年12月01日 (金)
ダイチロナ筋注(第一三共提供)

ダイチロナ筋注(第一三共提供)

 新型コロナウイルスを対象にした国産mRNAワクチンが11月28日、日本で承認された。厚生労働省から承認されたのは第一三共製とMeijiSeikaファルマ製の2種類で、それぞれ特徴がある。オミクロン株対応の第一三共製は今月からの供給開始を予定し、冷蔵(2~8℃)温度帯で流通・保管ができるなど現場での使いやすさを訴求する。MeijiSeikaファルマ製は、mRNAが投与後も一定期間複製される「レプリコン」と呼ばれる世界初承認のタイプで、既存ワクチンより高い中和抗体価が長期間持続することを謳う。ただ、起源株対応のため供給せず、新流行株に対応したワクチンを開発し、来年秋以降の供給を目指す。

 第一三共のワクチンは、オミクロン株XBB.1.5対応の「ダイチロナ筋注」(DS-5670)で、国産mRNAワクチンとしては初の実用化となる。ダイチロナは、起源株対応として8月に承認を取得していたが、同社は実際の接種に用いるオミクロン株対応ワクチンを9月に申請し、今回追加承認となった。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。


‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術