田辺三菱製薬などのグループは、連続生産方式の医薬品製造設備「iFactory」の開発と実証実験に成功した。化合物3種の連続生産を実現し、既存のバッチ生産と比べて高い生産効率、同等の品質を確保した。世界に先駆けて、固液の取り扱いを含めた全自動連続生産のプロセスを実機スケールで実現した。
iFactoryは、原料投入からパッケージングまで一気通貫で医薬品を生産する設備。キューブ型のフレームの内側にパイプや釜を格納し、各キューブにそれぞれ反応、ろ過、乾燥といった機能を持たせた。キューブを連結して一連の生産プロセスを構築する。
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