中外製薬は19日、都内の浮間工場で第III相試験から初期商用までのバイオ原薬を担う製造棟「UK3」を改造し、生産能力を約3倍に増強すると発表した。棟内工事を2026年5月に開始し、27年6月に製造を再開する予定。
同社が進める治験薬製造から初期商用生産の一貫製造体制の構築に向けた取り組みで、30年に向けて取り組む「R&Dアウトプット倍増」「グローバル品毎年上市」を見据え、それに見合った製造能力が必要と判断した。脱フロン化も進め、約200億円を投資する。
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