政府の規制改革推進会議健康・医療・介護ワーキンググループが21日に開かれ、委員からは若年層の市販薬濫用が社会問題化している現状を重く見て、コデインなど濫用の恐れのある医薬品6成分について、代替成分への移行や一時的な販売停止を求める声が出た。これら意見に厚生労働省は難色を示し、販売規制の強化による対応を強調した。
この日のWGで厚労省は、医薬品の販売制度に関する検討会の取りまとめのうち、濫用等の恐れがある医薬品販売に関する記載内容を報告。コデインやエフェドリンなど濫用の恐れのある医薬品6成分を対象に、販売時に対面またはオンラインによる状況確認と情報提供の義務づけなど、販売規制を強化する方向性を説明した。
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