アミリックス・ファーマシューティカルズ・ジャパンの代表取締役日本事業統括責任者に昨年11月に就いた小脇浩史氏は、本紙の取材に応じ、米国で承認され、国内でも患者団体から早期開発・承認要望が出ている筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬「AMX0035」(米国商品名「レリブリオ」)について、今年の早い段階には「日本での治験をスタートしたい」と明らかにした。数年内の承認を目指す。新たな治療薬の開発、治療の提供に向け専門医など医療従事者との協力を重視する姿勢を示した。
アミリックスは米国マサチューセッツ州ケンブリッジに本社がある神経変性疾患治療薬の研究開発で知られ、「AMX0035」は2022年9月に米国で承認され、同社の第一号製品となった。昨年9月に設立された日本法人は同製品の開発、承認取得に最優先で取り組む。現在、製造販売業許可の取得に向け取り組んでおり、財務、人事を含め人材確保を進め、事業体制の構築を促進しているという。
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