武庫川女子大学薬学部は8日、第3回武庫川コスメティックサイエンスフォーラム「美を極める処方研究の最前線」を同大キャンパスで開いた。健康生命薬科学科(4年制)の化粧品科学研究室で教授を務める渡辺啓氏が最新の乳化技術を説明したほか、資生堂や花王など各化粧品メーカーの研究員が自社の研究内容や技術を紹介。化粧品研究の発展に向けて産学の交流を深めた。
同大は、私立大学薬学部では珍しく現在も4年制学科を併設し、化粧品に焦点を当てた教育や研究に力を入れている。女子大ならではの方向性で、入学志願者からの人気も高い。
今年で3回目を迎えた同フォーラムは、地域住民や化粧品メーカーの研究者らを対象に、最新研究の共有や発展を目指して開いているもの。
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