MeijiSeikaファルマは19日、mRNAを自己複製する仕組みを持つ新型コロナウイルスワクチン「コスタイベ筋注用」について、起源株とオミクロン株に対応する2価ワクチンについて、既存ワクチンと比較した第III相試験結果の中間解析で有効性と安全性を確認できたと発表した。今後、2価ワクチンとして一変申請を行い、承認を取得した上で、今後決まる流行株に合ったワクチンを国内製造し、秋冬接種での実用化を目指す。
同ワクチンは、抗原蛋白質をコードするmRNAを複製する酵素(レプリカーゼ)によりmRNAを複製する「レプリコン」タイプのワクチン。既存ワクチンより少ない接種量で高い中和抗体価が半年間持続するのが特徴だ。
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