オーガナイザー
津川仁(東海大医)
三宅正晃(大塚製薬)
癌、炎症性腸疾患(IBD)や感染症など難治性疾患の克服は、今なお大きな研究課題として残されている。薬学研究者は、産学の立場にとらわれずこれら難治性疾患の予防・治療法の創出を目指した研究を日夜徹底し、その成果の社会実装に向けて取り組んでいる。個々の研究成果をいち早く臨床還元し医学の発展につなげるためには、機動力あふれる基礎・臨床研究の実践が不可欠となるがゆえに、産学連携研究の必要性・重要性は極めて高い。
本シンポジウムでは目標を同じくした産学の薬学研究者が、個々の立場で展開中の研究内容とその方向性を突き合わせ議論し、難治性疾患の克服に向けた研究展開と産学連携のあり方について探る。
(津川仁)