オーガナイザー
杉田和幸(星薬大)
市川聡(北大院薬)
石川勇人(千葉大院薬)
荒井雅吉(阪大院薬)
モダリティーの多様化が推進される中で、低分子有機化合物や天然有機化合物が重要な分子群であることが再認識されつつある。一方で、新規化学反応の開発はますます活性化し、合成分子のケミカルスペースも拡張してきている。このような現状を積極的に生かし、既存の枠にとどまらない次世代の低-中分子医薬品創製に向けた研究を啓発することを目指し、日本薬学会化学系薬学部会および医薬化学部会が連携し、本国際シンポジウムを企画した。最先端有機合成化学と最先端創薬化学の接点にフォーカスし、4人の日本人講演者による英語でのシンポジウムを開催する。
本国際シンポジウムに引き続いて、有機化学分野の海外研究者としてAlois Fürstner教授(Max-Planck-Institut für Kohlenforschung, Germany)を招聘し、特別講演を行うこととした。4人の日本人講演者による国際シンポジウムと特別講演をジョイントさせ、最先端の有機化学を推進する薬学研究者が一堂に会する国際的な場を設けることで、本分野における薬学研究の発展・啓発に貢献することを目指す。
(杉田和幸)