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【日本薬学会第144年会】シンポジウムの概要 金属錯体・放射線を利用する医薬品と生体イメージングの現在と未来

2024年03月26日 (火)

オーガナイザー
 青木伸(東京理大薬)
 米田誠治(鈴鹿医療大薬)

 白金製剤シスプラチンや大環状ポリアミンの金属錯体からなどの金属錯体や、無機化合物および放射性同位体を利用した薬剤の創製と生体イメージング研究は、創薬科学の重要な要素であり、開拓余地の大きい分野でもある。

 そこで本シンポジウムでは、次世代の白金製剤の開発研究、放射線を利用する金属錯体とペプチドのハイブリッド型薬剤の開発と生体機能解明への応用、無機化合物の放射線による癌治療薬と生体イメージングなどについて、最新の話題を提供していただくこととした。薬学研究者に加え、物理学者や製薬企業の方をシンポジストとして招き、金属錯体薬、放射線治療に資する金属錯体・無機化合物薬(診断薬・治療薬)に関する画期的な研究を紹介する。

 薬学研究者を対象にこれらの成果を紹介するのはもちろんのこと、他分野の研究者を交えた薬学ならではの学際的成果を共有し、互いに将来展望を議論する。

 (青木伸



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