東京都薬剤師会は3月23日に臨時総会を開き、組織率強化をめぐり議論した。若い世代の会員増が喫緊の課題となっている中、高橋正夫会長は調剤報酬改定に言及。地域支援体制加算などの算定要件で地域薬剤師会から住民への薬局の体制周知が盛り込まれたことを「新たな会員取り込みの一つの手段」とし、改定を契機に会員増に取り組むよう呼びかけた。
高橋氏は同時改定に言及し、夜間・休日対応を含む24時間対応が求められる中、「卸売業者における配送従事者不足や職員の労働時間の短縮等の理由により、必要な医薬品が届かないという矛盾について、それぞれの地域が取り残されることがないよう関係各所に申し入れを行っていく」と述べた。
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