経済同友会は4月25日、多職種間の連携を推進するタスクシフト/シェアと医療機関の経営効率化を図るための規制改革について提言を行った。訪問看護ステーションへの配置可能な薬剤の範囲を拡大することや、対物業務の効率化を促進するため一部調剤業務を他の薬局に外注する仕組みを推進することを求めた。
在宅医療の現場で突然の発熱、疼痛や主な疾患以外の病態が起こる場合、医師ではなく看護師が初動対応するが、地域によっては24時間対応の薬局が十分に整備されていないため、特に夜間に必要な薬剤がないことで患者の良質なケアが損なわれたり、やむを得ず緊急搬送されたりするケースが見られている。
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