厚生科学審議会感染症部会の新型インフルエンザ対策に関する小委員会とワクチン作業班会議は1日、2024年度のプレパンデミックワクチンの備蓄株をH5N1株の「A/Ezo red fox/Hokkaido/1/2022」とすることを了承した。厚生労働省は部会にも諮る予定で、500万人分の購入を検討している。
政府の新型インフルエンザ等対策行動計画では、近年の鳥インフルエンザの発生状況等を踏まえた上で、パンデミックワクチンが製造されるまでの間に国民に提供するプレパンデミックワクチンの接種が行えるよう原液の製造・備蓄(一部は製剤化)を進めることとしている。
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