厚生労働省は4日、運営事業者の希望に基づき、国の「電子版お薬手帳ガイドライン」に沿った電子版お薬手帳サービス10件を初めて公表した。ガイドラインが実装を求めている機能7項目を備えたサービスがほとんどで、マイナポータルから提供される薬剤情報等を取り込めるほか、利用者が秘匿したい情報を指定できる機能を備えている。
厚労省は、電子版お薬手帳に求められる役割・機能、要指導医薬品・一般用医薬品を含めた薬剤情報の一元的な管理の重要性を整理した電子版お薬手帳ガイドラインを昨年3月に公表している。
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