日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は12日、都内で通常総会を開催し、2024年度の組織人事と事業計画を承認した。今年は改選期で、新たに10人の理事が就任。総会後の理事会で新会長に塚本厚志氏(マツキヨココカラ&カンパニー代表取締役副社長)が選出された。総会後の記者会見で塚本氏は、「われわれが一丸となって会員企業や賛助会員企業が企業理念を果たせるような環境を作っていくことが極めて大切だ」と強調。「この業界に夢を持って関わった人たちに良かったと言ってもらえるよう、また業界に関わりたいと思う人が世の中に増えるよう協会活動をより一層強化していきたい」と力強く語った。
新会長に就任した塚本氏は、「JACDSが発足して25年。今では10兆円に届くところまでの成長を果たした。これはひとえに歴代会長をはじめ、理事の方々が業界を盛り立てていこうという決意のもと、生活者の支持を得るために多大な貢献を果たしてきたことがあると思う」と振り返った上で、「われわれはいつも生活のそばにいて、生活者の声を行政等に伝え、関係団体との連携を果たしていきながら、もっと生活者の役に立つ業界へと進化していかなくてはならない」と話した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。