大阪市北区中之島に位置する未来医療国際拠点「中之島クロス」が29日にグランドオープンし、7月1日から本格稼働を開始する。同施設は再生医療をベースに、ゲノム医療やAI、IoTの活用などの最先端医療を提供する医療機関、その開発に取り組む企業やベンチャー、支援機関が一堂に会する全国初の拠点となる。京都大iPS細胞研究財団や医薬品医療機器総合機構(PMDA)の関西支部も入居を予定している。
12日に内覧会が開かれ、ロート製薬の細胞治療研究開発を進めるラボや三井不動産のウェットラボ機能を実装し、賃貸契約者が使用できる実験機器等を設置した「シェアラボ」などが公開された。現在、製薬企業や医療機関など41団体が入居。新しい再生医療や周辺ビジネスを展開し、医療、人材育成、ベンチャーのインキュベーションなども進めていく。
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