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【大崎市民病院薬剤部】薬局の半数「疑義照会せず」‐感冒に抗菌薬処方事例で

2024年07月12日 (金)

 感冒に抗菌薬が処方された場合、どのくらいの頻度で疑義照会をしているかについて宮城県大崎市内の薬局を対象に調査した結果、「全く疑義照会しない」との回答が半数以上に上る実態が、大崎市民病院感染管理室・薬剤部の高木宏和氏の調査で明らかになった。自由回答では「感冒に抗菌薬の処方を受けることが多いが、疑義照会できていない」など現場から苦悩の声が聞かれた。外来抗菌薬の適正使用に向けた病院・薬局の連携体制が課題として浮かび上がった格好だ。

 薬局薬剤師を対象とした抗菌薬適正使用への関与や意識を把握する実態調査は珍しい。外来診療における経口抗菌薬の処方をめぐっては処方医の見解が大きく反映し、病院内の抗菌薬適正使用推進チームのように他職種の意見が入らず、処方が行われてしまう課題がある。


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