
ダイトは12日、副社長の松森浩士氏が社長に内定したと発表した。2012年8月から社長を務める大津賀保信氏は会長に異動する。両氏とも代表権を持つ。8月29日の株主総会、取締役会を経て正式決定する予定。
今回の異動について同社は「経営体制の一層の強化、充実を図るため」と説明している。
松森氏は1956年7月24日生まれ、67歳。82年に当時の台糖ファイザー(現ファイザー)に入社し、2009年に執行役員・総括製造販売責任者、同年取締役執行役員エスタブリッシュ医薬品事業部門長を務めるなど要職を歴任。13年にSBIバイオテック社長、16年にテバ製薬社長、21年に武田テバファーマ社長を経て23年7月にダイトに入社し、23年8月に取締役副社長、24年1月から現職。