薬物血中濃度測定(TDM)業務を病棟薬剤師から非薬剤師にタスクシフトした結果、タスクシフト前後の測定件数はほぼ変わらず、薬剤師業務時間は1日当たり4時間半削減されたことが、山形大学医学部附属病院薬剤部の研究で明らかになった。今後、測定者で結果に差が生じないTDM業務を非薬剤師にタスクシフトしていく方針。
同院薬剤部では、抗癌剤調製作業について薬剤部で看護師を採用し、業務移管を進める計画も打ち出す。これまで同様、薬剤師確保に取り組むと共に、非薬剤師へのタスクシフトを通じて、薬剤師は病棟やチーム医療でプレゼンスを発揮できるよう環境を整備する。
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