中外製薬は、癌や難病患者の声を創薬研究などに取り入れる活動を進めている。その活動に成果が出始めてきたことから、社内向けの活動報告会を初めて企画し、10月16日に都内で開催することになった。当日は、高い評価を得た5テーマの取り組みが発表される。
同社は2019年、コアバリューの一つに「患者中心」を掲げた。しかし、研究開発が進行してからでは、患者が望む剤形や投与法を変更するのは難しいことから、研究開発早期から患者ニーズを反映していく必要があると判断し、研究本部員と患者団体との対話などを実施してきた。
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