大阪府後発品安心使用促進のための協議会が9月30日に大阪市内で開かれ、今年度に取り組む関連事業について、地域フォーミュラリは府下3地域(八尾市、大阪市天王寺区、高槻市)で進められている事業の効果を検証するほか、今年度から取り組むモデル事業の地域を堺市と守口市とすることが示された。
後発品の使用促進に関しては政府の新目標を踏まえ、府の数値目標を今年度に見直す方針だ。
今年度の地域フォーミュラリのモデル事業は、堺市と守口市で実施する。堺市では2023年度に「さかい医薬品適正使用推進委員会」を堺市薬剤師会に設置。薬剤師会が地域医療支援病院薬剤部の参画や、大阪大谷大学薬学部の協力のもと、市内の後発品使用率や金額シェア等の現状分析、薬剤比較など医療関係者へのDI発信に取り組んでいる。
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