日本医療機能評価機構は9月30日、2023年の薬局ヒヤリ・ハット事例をまとめた集計結果を公表した。報告件数11万6472件のうち、医療機関で発生した処方の誤りを薬局で発見した疑義照会関連の事例全体に占める割合は83.2%で過去最大の割合となったものの、同機構は今年上半期の疑義照会が占める割合は23年を下回っているとして、24年の見通しを「このくらいで頭打ちになるのではないか」と予測した。
同機構が実施する薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業に参加している薬局数は、23年末時点で4万7169施設と、前年より1879施設増加して過去最多を更新した。
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