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【市立大津市民病院薬剤部】薬剤補助員へタスクシフト‐業務支援プログラム開発で

2024年10月17日 (木)
データ照合プログラムを独自開発

データ照合プログラムを独自開発

 市立大津市民病院薬剤部は、非薬剤師の薬剤補助員を積極的に活用し、薬剤師の業務拡充を進めている。医療情報技師の資格も保有する薬剤師がいる強みを生かし、マイクロソフトのデータベース管理ソフト「アクセス」で様々な業務支援プログラムを構築。GS1データバーなどの活用で、調剤時の錠剤や注射薬の取り揃えはほぼ全て薬剤補助員に委ねられるようになった。業務を細分化し、可能なものから薬剤補助員に任せることで、薬剤師の時間を生み出している。

 同院は、滋賀県大津市にある401床の急性期病院。薬剤師数は31人で、薬剤補助員は11人。約15年前に、薬剤師を確保しづらいとして2人の薬剤補助員を採用したことを契機に、段階的に人数を増やした。薬剤補助員は6年かけて6人ほどになり、業務拡大によって8人に増員。2年前には障害者雇用枠でさらに3人増え、納品や検品の仕事も担当してもらうようになった。


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