日本女性薬剤師会の近藤芳子会長(代表理事)が18日、老衰のため死去した。92歳。告別式は近親者のみで執り行われ、後日お別れの会を開催する予定。
近藤氏は、2004年に日女薬の2代目会長に就任し、今年6月に行われた社員総会で会長に再任されるなど20年にわたって日女薬のトップを務めてきた。
08年には一般社団法人化、12年には薬剤師認定制度認証機構から生涯研修認定制度(G16)認定を受け、女性薬剤師の養成を図ってきた。
6月に行われた社員総会では、日女薬の今後のビジョンを公表。会長再任のあいさつでは「大所高所から皆さんのやりやすい体制を見守る」と述べ、引き続き日女薬の舵取りを担うことに意欲を示していた。
日女薬事務局は、「今後2週間以内に次期会長を選任する」としている。