メディセオなどが、東京都の事業として3年にわたって進めてきたドローンによる医薬品配送の最終年度実証が、東京都の檜原村で行われた。結果について「高い安全性を確保した上での稀用医薬品のドローン配送の検証が完了し、都心部でのドローンによる医薬品配送ビジネスモデルの実現性が高まった」と説明している。関係6社は、法制度に適合した機材の検討などを進め実用化を目指す。
今回の実証は、KDDI、KDDIスマートドローン、日本航空、東日本旅客鉄道、ウェザーニューズ、メディセオの6社が、10月21~11月7日まで行ったもの。稀用医薬品は、使用頻度が少ないため廃棄ロスが多い。それを医薬品卸が倉庫で管理し、緊急時にドローンで配送するというビジネスモデルを描き、実証を進めた。
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