小林製薬は2日、同社株式を7.54%保有するヘッジファンドのオアシス・マネジメントから臨時株主総会の招集請求を受け取ったと発表した。同社の紅麹サプリメントによる健康被害問題に関して、その原因分析や紅麹問題の対応方法について妥当性の検証を実施する調査者の選任と、オアシスが指名する取締役3人の選任を求めて臨時株主総会の招集を提案したもの。
招集理由は、紅麹問題の発生による同社の信用の失墜に関してで、事実検証委員会報告の内容に品質管理や内部統制に問題があったと言及。
信用回復を目指して全般的な調査検証が必要と事実検証委員会の調査体制に対する問題点を指摘し、改めて調査を求める内容となっている。
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