日本医薬品卸売業連合会は19日、毎年恒例の会員が選んだ2024年の業界10大ニュースと川柳ベストテンを発表した。ニュースでは、元日に発生した能登半島地震における医薬品卸の活躍がトップとなった。川柳のテーマは、「流通改善ガイドライン(別枠交渉)」「物流2024年問題」「生成AI」「薬の欠品」「自然災害」で、1位は「人足りぬ 薬も足りぬ 業務過多」だった。
10大ニュース
- 能登半島地震における医薬品卸の活躍
- マイナ保険証、12月2日本格化
- 診療・介護・障害福祉のトリプル改定
- 流通改善ガイドラインの改訂
- コロナワクチンの一般流通開始
- 流通改善ガイドラインに別枠交渉を設定
- 選定療養の開始による後発品の使用促進
- 医師の働き方改革が開始
- 物流2024年問題
- ドラッグラグ・ロス解消に向けた取り組み強化
川柳ベストテン
- 人足りぬ 薬も足りぬ 業務過多
- 別枠に 理解は示すが うちは別
- 適正化 品質守る 使命感
- 不足する 薬も人も 深刻化
- 普段から もしもの気持ちで 危機管理
- 部下たちの 出来る人ほど ビズ〇〇チ
- AIが 病も診断 未来へと
- 無い薬 生成してよ ええ具合
- 粘りよく 理解をもらい 改善へ
- 品薄で 卸の仕事 様変わり