◆帝国データバンクが22日に2024年の医療機関の倒産が64件、休廃業・解散が722件となり、過去最多を更新したと発表した。経営者の高齢化に伴う「診療所」の休廃業・解散の増加が目立っているという。診療所はこの10年間で増加し、10万施設以上に達するなど競争が熾烈だ。診療所の休廃業・解散は今後も増え続けていく見通しも示されている
◆医療機関の倒産、休廃業・解散は処方箋調剤ビジネスに依存する薬局の経営を直撃する。薬局も昨年11月までの調剤薬局、ドラッグストアなど医薬品小売業者の倒産件数が過去最多になったと公表された
◆医療機関は淘汰され、過去に比べると調剤報酬による収益を確保するのは難しく、薬価も毎年改定で容赦なく引き下げられる。医療機関にとらわれた事業モデルは限界に来ているのではないか
◆東北医科薬科大学薬学部の研究グループの発表で動物病院からの院外処方箋を漢方薬局が応需する実態が明らかになった。薬局が生き残るためには、地域内で新たな連携相手探しが必要だ。
新たな連携相手探しが必要
2025年01月24日 (金)
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