◆「KAMPO OF THE YEAR 2024」(クラシエ薬品)によると、一般用漢方薬市場で23年11月から24年10月に伸長率が高かった漢方処方では、上位1位から4位の全てに「咳・喉」に関連する処方がランクインした
◆1位が「麻杏甘石湯」、2位が「響声破笛丸」、3位が「五虎湯」、4位が「桔梗湯」という状況だった。この要因の一つには、8年ぶりに見られたマイコプラズマ肺炎の大流行や、24年度上半期のインフルエンザの流行などが考えられているようだ
◆24年の漢方薬市場において、注目すべきトレンドとして挙げられたのが「五苓散」だ。24年は、気象病や二日酔いへの対処として需要が増加。直近5年間でも販売数が69%増と急速に成長しており、今後も要注目と言えよう
◆一般用漢方薬市場、医療用漢方薬市場は共に、直近6年で拡大傾向が続いている。購買指数は50歳前後を分かれ目に、若年層で上昇、高齢者層で低下する傾向も見られている。今年はどのような漢方が売上を伸ばすのか注目したい。
KAMPO OF THE YEAR 2024が発表
2025年01月22日 (水)
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