
南日本薬剤センター薬局本店
鹿児島市内で10薬局を展開する南日本薬剤センターは数年前から概ね月1回の頻度で、熊本大学の教員も加わる社内症例検討会を開いている。各店舗の薬剤師が集まり、日常業務で遭遇した症例の臨床的疑問に関する対応の方向性など、大学教員が加わることで学術的な側面から深い討議も行える。全国的に薬局での症例検討会開催事例は少ないが、課題の捉え方などを共有することで薬剤師の対応力向上に役立つという。
鹿児島生協病院の近くに位置する同センター本店。月に約7000枚の処方箋を応需する大規模な本店の会議室で月に1回程度、検討会が開かれる。
本店所属の薬剤師が出席するほか、各店舗の有志の薬剤師がオンラインで参加する。熊本大薬学部と2016年4月に締結した連携協定を背景に、同大学院生命科学研究部(薬学系)の近藤悠希准教授も現地やオンラインで加わる。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。