厚生労働省は28日、2023年度の保険医療機関と保険薬局の指導・監査等の実施状況を公表した。保険薬局では取消処分はなかったが、三重県の1薬局が保険指定の取消相当処分を受けた。指導・監査による調剤報酬の返還額は、約9990万円だった。
調剤報酬等の請求方法について「個別指導」を実施した保険薬局は427件、薬剤師は661人、「新規個別指導」を行った保険薬局は2350件、薬剤師は3772人、「集団的個別指導」を行った保険薬局は3372件だった。また、届出された施設基準の充足状況を確認する「適時調査」を行った保険薬局は5件、「監査」を行った保険薬局は2件、薬剤師は12人だった。
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