ヤクルト本社は14日、4月1日付で医薬品事業本部を廃止すると発表した。17日までに、医療用医薬品を含め「医薬品事業からの撤退ではない」と説明している。同社は副腎癌化学療法剤「オペプリム」を除き、抗癌剤を中心とする医療用薬の承継・移管を進め、販売中止も決めている。また、今後新たな医療用薬の開発は行わない方針で、昨年3月には日本製薬工業協会を退会、同年4月には医薬開発部を廃止している。今月末には医療関係者会員専用サイト「Onco-NET」を閉鎖する。
3月末の4製品の販売中止が実施され、「オペプリム」の承継・移管が実施されれば、ヤクルト本社の医療関係者向けサイト(Onco-NETとは別)に掲載されている製品情報はなくなる。
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