
医薬品医療機器総合機構(PMDA)は2月26日に患者向医薬品ガイド検討会を開き、全ての医療用医薬品を対象としたガイドの作成について委員から賛同する声が相次いだ。一方、生薬や漢方など対象外とする品目のリストも必要との指摘があったほか、ガイドの普及を図るためにまずは必須版の作成から始めるべきとの意見も上がった。
PMDAはこの日の検討会で、これまでの議論や参考人へのヒアリングを踏まえ、ガイドの対象品目、様式、内容・項目に関する論点として、▽全ての医療用医薬品についてガイドを作成するか。ガイドの優先度が低いまたは不要な医薬品はあるか▽必須版と詳細版の作成を目指すか。業務負担やコストの観点から両者を一律に作成し始めるか▽これまでと同様に電子版を基本とするか――を提示した。
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