財政制度等審議会財政制度分科会は15日、「春の建議」に向け、経営悪化による私立大学の公立化について「より慎重な検討が必要で、統廃合等で規模の適正化を進めるべき」との考えを示した。私学助成に関しても学生数の実態に応じて助成額が増減するよう改めると共に、社会に求められる人材育成を行っているといった観点から、認証評価制度等を活用したメリハリを強化すべきとした。
現在、大学薬学部・薬科大学も入学志願者数の定員割れに直面し、沖縄県の大城学園への事業譲渡を決めた千葉科学大学も銚子市との間で公立化の検討を行っていた。
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