矢野経済研究所はこのほど、美容医療に関する消費者アンケート調査を実施。20代から50代の女性における美容医療に対する需要などを分析し、その一部を公表した。それによると、美容医療経験者が美容医療をやってみた理由と美容医療興味層が美容医療をやってみたい理由は、いずれも「コンプレックスの解消」「老化予防」「自己肯定感の向上が上位3回答だった。
主な調査結果によると、気になる部分・治したい部分は、顔では1位が「しみ・あざ・ほくろ」、2位が「しわ・たるみ」、3位が「歯」となった。身体では、「体毛」が1位、「脚」が2位、「ウエスト」が3位だった。昨年調査と比較すると、2位と3位の順位が逆転した。
美容医療を受けたことのある美容医療経験者200人に美容医療をやってみた理由と、美容医療に興味を有する未経験者(興味層)200人の美容医療をやってみたい理由に関しては、いずれも「コンプレックスの解消」「老化予防」「自己肯定感の向上」が上位3回答となった。
美容医療経験者(200人)の施設選択理由では、「価格が明瞭」と「場所がよかった」が同数で1位。3位が「友人・知人の推薦」だった。また、美容医療経験者が施設を選ぶ際に参考にした情報源は、1位が「病院・クリニックのホームページ」、2位が「複数の病院・クリニックを検索・比較できるサイト」、3位が「ネットの記事」となった。若年層では、Xなど「SNS」の回答比率も高い傾向がみられた。
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