中央社会保険医療協議会は23日の総会で、薬局などを対象とした医療DX推進体制整備加算のマイナ保険証利用率の実績要件について、10月から2026年2月までと26年3月から5月までの二つの時期に分けて新たに設定する見直し案を了承した。同加算1と同加算4は、10月から26年2月までの適用時期における実績要件について、算定月の3カ月前のレセプト件数ベースマイナ保険証利用率を現行の「45%以上」から「60%以上」、26年3月から5月までは「70%以上」に見直す。10月1日から適用する。
同加算2・同加算5は、10月から26年2月におけるマイナ保険証利用率の実績要件を現行の「30%以上」から「40%以上」、26年3月から5月までは「50%以上」とする。同加算3・同加算6は10月から26年2月までは現行の「15%以上」から「25%以上」、来年3月から5月までは「30%以上」に引き上げる。
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