日本調剤は7月31日、投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(AP)が同社の株式に対する公開買い付け(TOB)を開始すると発表した。買い付け価格は1株当たり3927円で、買い付け予定数は2414万6179株。買い付け価格に基づく総額は最大で約948億円となる。これに創業家の資産管理会社が持つ株式を合わせると、買収総額は約1178億円規模に上る。
買い付け期間に関しては、1日から9月16日までで、TOB成立後に同社は上場廃止となる。今回のTOBを主導するAPは、これまで健康やウエルネスに関わる企業への投資と成長支援を通じて、業界の発展に関わってきた。店舗型ビジネスや製造業、人材ビジネスの経営支援においても豊富な経験を有しており、過去多くの投資先でM&Aを含む様々な施策を推進し、成長を実現させている。
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