薬剤師国家試験予備校のメディセレは11日、韓国で薬学部や歯学部などの医療系分野への進学を目指す学生に日本語教育を行っている江南スカイ語学院と「韓国人留学生サポートのための教育提携」の調印式を大阪市内で行った。韓国からの留学生の多くが入学後に留年などを経験している中、江南スカイ語学院からの留学生は進級率95%、薬剤師国家試験合格率90%の実績がある。提携を通じて、医療連携の架け橋となる人材育成を目指す。

左から江南スカイ語学院後藤副院長、崔院長、メディセレ児島社長、田原取締役
韓国では薬学部へ進学して薬剤師になるのはわずか1%と狭き門となっているため、薬剤師を目指す方法の一つとして、日本の薬学部に入学して薬剤師国家試験の合格後に、韓国での薬剤師予備試験、本試験に合格して薬剤師資格を取得する方法がある。しかし、韓国の留学生が日本の薬学部に入学するには、言葉の壁や薬学知識の壁があった。
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