ケーエスケーと日立製作所は、現場熟練者の経験やノウハウをもとに手作業で行っていた配送関連業務をデジタル化し、配送計画の自動策定などに取り組む。配送・作業実績データを一元管理することで、ドライバーによる出荷時の検品、配送、納品の一連の業務の効率化を図る。今月からケーエスケーの大阪支店で実用化に向けた試験運用を開始し、将来的には全32支店で展開する計画だ。
同取り組みは、日立のDXソリューション「Hitachi Digital Solution for Logistics(HDSL)」を活用する。
大阪支店ではHDSLを統合物流管理システムの「HITLUSTER」と連携させ医薬品の倉庫内での医薬品出荷時検品や、得意先での商品受領行為のデジタル化を含む倉庫・配送業務の実績データを活用した配送計画の自動化や配送管理について実用化に向け検証する。
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