アリナミン製薬は、かぜの症状タイプで選べる「ベンザブロック」シリーズの新たなラインナップとして、「ベンザブロックプレミアムDX」シリーズ(指定第2類医薬品)を25日に新発売する。今年はベンザ発売70周年でもあり、同社は「ベンザブランド70年の歩みを礎に、現代のニーズに応える新たなかぜ薬の選択肢を提案するもの」としている。

新シリーズは、現在発売中の「ベンザブロックプレミアム」シリーズと比べ、より時代のかぜ症状を追求した処方にアップデートした。また、鼻、喉、熱の3タイプに、新たに緑の「せき」タイプを追加した。
黄色を基調としたパッケージの「ベンザブロックSプレミアムDX・同SプレミアムDX錠」は、9種の成分を配合し、特に鼻から始まるかぜに高い効果を示す。
また、銀の「ベンザブロックLプレミアムDX・同プレミアムDX錠」は喉から始まるかぜに、青の「ベンザブロックIPプレミアムDX・同IPプレミアムDX錠」は熱っぽさから始まるかぜに、緑の「ベンザブロックTプレミアムDX・同TプレミアムDX錠」は咳から始まるかぜに、それぞれ高い効果を示す処方となっている。
同社が行った消費者調査では、市販のかぜ薬を購入する際に、「自分の症状に合わせて種類を選べること」「価格が高くても効果が高そうなかぜ薬を選ぶ」という人がいずれも6割以上を示すなど、自分のかぜ症状に合わせて、より効き目の高いかぜ薬を求めていることが示された。
このほか、かぜのひき始めに出やすい症状のタイプは、「喉の痛み」「熱っぽさ」「咳」「鼻水」の四つが上位で、そのほかの症状も主にこの四つのタイプに分類される結果となった。
さらに、「新型コロナ感染症を経て、咳が特に辛いと感じる人が増加していることも調査から示されており、対処の必要性が高まっている」(同社)という。
税抜き希望小売価格は、いずれもDXが12カプレット(錠)1398円、24カプレット(錠)1998円、DX錠が30錠1598円、45錠1998円。