医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、医薬品の動物実験に対する倫理的配慮から、動物実験の動物使用数削減や代替を目指した「NAMs」(新しいアプローチ方法論)に関連したレギュラトリーサイエンスを推進するため、PMDA内にNAMs検討ワーキンググループを設置した。NAMsを用いた試験データで承認された医薬品はなく、行政受け入れが課題となる中、作業部会で様々な課題を議論していく予定。また、ホームページ内にNAMsのページを開設し、NAMsに関する活動についても情報発信していく方針だ。
医薬品の動物実験をめぐっては、米国食品医薬品局(FDA)が4月に抗体医薬品の安全性評価で段階的に動物実験を削減するロードマップを公表した。
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