
ベーリンガーインゲルハイム日本法人は6日、日本ベーリンガーインゲルハイムを含むグループ3社のトップ交代を発表した。
日本ベーリンガーインゲルハイム会長兼社長、ベーリンガーインゲルハイム製薬会長、ベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルス会長のヤンシュテファン・シェルド氏が12月31日付で退任し、3社トップに現在独本社のマーク・ハッソン氏が来年2月1日付で就く。
今回の人事は2023年9月からトップを務めているシェルド氏が、現在ハッソン氏が務める独本社医療用医薬品事業エマージングマーケットリージョンヘッドに異動することに伴うもの。ハッソン氏は来年1月1日付の日本ベーリンガーインゲルハイム取締役への異動を経て、3社のトップに就任する運び。
ハッソン氏は1968年生まれの57歳。89年に当時のルーセル・ウラア(アベンティスの前身)日本法人にファイナンスコントローラーとして入社。その後、海外事業に携わり、2014年独ベーリンガーインゲルハイムに移籍した。