第58回日本薬剤師会学術大会が12、13の両日、京都市の国立京都国際会館で開かれた。47年ぶりの京都開催となった今大会では「そうだ、薬剤師に聞いてみよう!―プロフェッショナリズムの涵養」をメインテーマに18題の分科会などが行われた。参加者数は12日正午時点で8361人。今後の薬剤師職能のあり方などについて、幅広く議論が繰り広げられた。

12日の開会式であいさつした日薬の岩月進会長は「地域住民からの薬局や薬剤師への期待にどう応え、どう見える化していくか。地域の薬剤師会が自分たちの実態を把握し、今後の地域における課題を抽出して、その対策を立案、実行するほか、その情報を他の医療職種や行政担当者と共有し、地域薬局や薬剤師会のあり方を示すことが重要」と語った。
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