厚生労働省は20日、医療用の新薬など7製品11品目を承認した。抗癌剤「ビラフトビカプセル」(小野薬品)について、予後不良で知られるBRAF遺伝子変異を有する結腸・直腸癌(CRC)において1次治療への使用が認められた。BRAF遺伝子変異のCRCに対し1次治療が承認された薬剤は初めて。
承認されたのは次の通り(カッコ内は成分名と企業名)
▽ビラフトビカプセル50mg、同カプセル75mg(エンコラフェニブ、小野薬品):効能・効果の癌化学療法後に増悪したBRAF遺伝子変異を有する治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌から、「癌化学療法後に増悪した」を削除し、1次治療に使用できるようにした。
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