オリンパスは28日、内視鏡システム「EVIS X1」のビデオシステムセンター「CV-1500-C」が、中国の江蘇省薬品監督管理局(MPA)の医療機器登録証を取得したと発表した。同社は今年8月に、「EVIS X1」上部消化管ビデオスコープ「GIF-EZ1500-C」のMPA認可を取得しており、今回の取得により、同社のフラッグシップモデルである「EVIS X1」の中国現地生産に向けた取り組みをさらに加速させていく。

ビデオシステムセンター「CV-1500-C」
「EVIS X1」は2020年4月以降、全主要地域で発売している同社最上位機種の内視鏡システム。同社独自の技術であるRDIモード(Red Dichromatic Imaging)、TXIモード(Texture and Color Enhancement Imaging)、NBIモード(Narrow Band Imaging)などを搭載し、がんをはじめとする消化器・呼吸器疾患のより高精度な観察・治療に広く用いられている。
同社でそのほかにも、外科手術用内視鏡システム「VISERA ELITE III」のビデオプロセッサー「OTV-S700-C」および高輝度光源装置「CLL-S700-C」が、今年10月にMPAの医療機器登録証を取得している。また、上部消化管ビデオスコープ「GIF-EZ1500-C」を、今年11月からオリンパス蘇州医療機器有限公司(中国・江蘇省蘇州市)で製造開始している。同社は引き続き、中国現地生産品の市場投入に向けた規制対応を進めていく。
中国市場は、同社にとって常に重要な戦略地域の一つとなっている。中国における年間消化器内視鏡検査件数は約5900万件に上る。しかし、人口に比して内視鏡医の数が少ないため、同社は従来から医療従事者の育成に注力してきまている。北京、上海、広州にトレーニングセンターを設置し、医療従事者向けにトレーニング会場と研修プログラムを提供している。
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