H.U.グループホールディングスは1日付で、同社連結子会社のケアレックスの発行済み株式の80%について、大阪市のワキタへの譲渡を完了した。今回の譲渡完了によって、ケアレックスはH.U.グループHDの持分法適用会社となる。
ケアレックスは1999年に設立され、主に福祉用具レンタル卸事業を展開し成長氏、高齢者人口増加等により、今後もさらなる拡大が予想されている。しかし、競争の激化や仕入れ、物流、人件費などのコストが高騰する中、業界のビジネス構造上、コスト増加分をレンタル価格に転嫁することは難しく、厳しさも増している。このため、同社が今後も成長するためには、事業規模拡大を中心に市場変化に迅速に対応することが必要となっている。
一方、H.U.グループHDは、今年度からスタートして中期経営計画「H.U.2030」で、各事業の資本効率向上を目指しており、また、今後5年間を「投資の切り取りフェーズ」と位置づけ、投資を極力抑えつつ中期経営計画で実行した投資の成果確実な者として成長を実現することに注力している。
このような中、ケアレックスの事業を今まで以上に発展させるあらゆる成長戦略を慎重に検討した結果、ケアレックスがワキタの傘下で次長を運営していくことが最良との結論に達し、今年9月にH.UグループHDとワキタは株式譲渡の契約締結となった。
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