島津製作所のストロンチウム光格子時計「Aetherclock OC020」が、2025年日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞(生産財部門)を受賞した。同社では、2002年に質量分析装置「AXIMA-QIT」が最優秀賞、21年に遺伝子解析装置「AutoAmp」が日経産業新聞賞を受賞している。
「Aetherclock OC020」は、原子時計の一種で、現在の「秒」の定義の基準となっているセシウム原子時計に対して100倍以上の精度を実現している。18桁精度は100億年に1秒の誤差に相当し、光格子時計は次世代の「秒」の定義の候補として注目されている。同製品は光格子時計としては小型の装置体積250Lで世界初の商用機となる。また同装置は、25年6月に情報通信研究機構(NICT)から第1号機を受注している。
「日経優秀製品・サービス賞」は、優れた新製品・新サービスを表彰するもので、日本経済新聞社が候補を独自に選定し、審査委員会で受賞製品・サービスを決定している。審査では「技術開発性」「価格対効果性」「業績寄与度」「成長性」「独自性」「産業・社会へのインパクト」を総合的に評価しており、今回、最優秀賞に15点、グローバル部門賞に4点、トレンド部門賞に8点、スタートアップ部門賞に4点、ファイナンス部門賞に2点、Nikkei Asia部門賞に2点、審査委員特別賞に1点が選ばれている。
「医療機器・化粧品」の記事に関するご意見・お問合せは下記へ。
担当者:河辺
E-mail:kawabe_s@yakuji.co.jp
TEL:03-3866-8499



















