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日本人対象の大規模臨床試験

2006年9月29日 (金)

◆日本人を対象にした大規模臨床試験成績が、来月の国際高血圧学会で発表されることになり、注目を集めている。中でもハイリスク高血圧の予後改善効果をカンデサルタンとアムロピジンで比較したCASE‐J、高齢者高血圧の治療効果をみたJATOSが代表的な試験といえよう
◆日本人に適した治療法を確立するにはエビデンスが必要で、関心が高いのも当然だ。高脂血症治療の心血管疾患予防効果を証明した「MEGA Study」が話題になったのも、日本人のエビデンスがいかに大切かを示している
◆過去に欧米で行われた大規模臨床試験は、わずかな差を大きく宣伝するプロモーションが強すぎた感は否めない。製薬会社の思惑が絡むのは、やむを得ない面もあるが、日本人のエビデンスは宣伝にとらわれず、日常診療で有効活用されるような環境を求めたい
◆既にCASE‐JとJATOSに関しても、学会発表を境にしたプロモーション展開の影が見え隠れしている。最終的にエビデンスをどう使うかは医師の判断だが、製薬会社にも“大規模臨床試験のエビデンス=プロモーション”と取られないような節度が必要であろう。




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