オムロンヘルスケアはこのほど、同社の健康管理アプリ「OMRON Connect」で血圧計を登録している約2500人を対象に、体調に違和感があった時の自覚症状とその際に血圧を測定したか、およびその後の行動に関するアンケート調査を実施した。その結果、体調不良時に血圧を測定した人は約半数にとどまった。しかし、測定した人のうち50%以上が「普段より血圧が高かった」とするなど、体調不良時の血圧測定の重要性を確認することができた。
調査は、4月17日から1週間、「OMRON Connect」で血圧計を利用機器に登録している全国のユーザーのうち、「過去6カ月以内に、体調の違和感があった」とした2470人(男1761人、女684人、その他5人、無回答20人、20代から80代以上)に聞いた。
まず、過去6カ月以内に体調不良を感じた時に血圧を「測った」のは48.0%(1186人)、「測らなかった」は46.5%(1149人)とほぼ同率だった。この結果から、体調不良時に血圧計ユーザーであっても必ずしも血圧を測定していない実態が分かった。
さらに過去、「医師から高血圧と診断されたことがある」人でも、不調時に血圧を測った人は49.0%(849人)にとどまり、高血圧の指摘はほとんど影響しないという結果となった。
不調時に血圧を測った人(n=1186)のうち、およそ半数以上(53.8%)が「普段より高い」とした。
血圧の測定結果により「次の行動に対して何らかの影響を受けた人」は51.1%だった。また「普段より高い」とした人(n=638)では64.8%だった。一方で、「まったく影響しなかった」は4.4%にとどまり、血圧が高かったという結果が行動変容を促すきっかけになっていることが分かった。
不調別に最初に取った行動を見ると、動悸やめまい、胸の痛みを感じた人では、およそ10人に1人が血圧を測っていた。動悸では9.8%、めまい・ふらつきでは9.3%、胸の痛み・違和感では8.3%で、他の症状と比べて「血圧を測る」という行動にわずかな差がみられた。一方で、頭痛やだるさといった比較的日常的な症状では「薬を飲む」という対応が他より多く、頭痛では15.1%、だるさ・倦怠感では9.6%だった。さらに、胸の痛みや息苦しさでは、医療機関の受診が相対的に高く、胸の痛み・違和感では10.5%、息苦しさでは12.1%だった。
朝の体調不良(n=870)では血圧測定したのは64.6%と高いが、昼の体調不良(n=661)では最も血圧測定したのは33.6%)と低く、昼間の体調不良では血圧測定が行われないという傾向があった。これは、昼間に外出や仕事をしている場合、不調を感じても血圧を測定する手段がないということが要因の一つであると推定された。
なお、この調査は、17日の「世界高血圧デー」を前に実施された。
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